「先生保育園にもサンタさん来る?」と楽しそうにする子どもを見て、クリスマス会成功させないと!と張り切って準備をしますよね。

季節ごとのイベントは、大事ですが、子ども達にとったら、クリスマスは大イベントですよね。そんなクリスマス会を成功させるために、今回は私が働いていた時の体験と一緒に、クリスマス会のご紹介をしていきたいと思います。

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クリスマス会の準備はいつからする?

保育園だと、季節ごとのイベントの担当者が決まりますよね。私がクリスマス会担当の時は11月中旬から下旬に準備を始めていました。早いと思うかもしれませんが、12月に入ると、準備する材料が売り切れてしまったり、図書館のクリスマスの本が借り出し中になっている事が多かったので、早くから準備をしていました。

遅くても12月の頭には、準備が始められると、余裕をもってクリスマス会の事が出来ますよ。

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サンタは必要?男性保育士・職員がいない時~サンタの登場と退場~

クリスマスと言えば、やっぱりサンタさんから、プレゼントをもらう事が一番嬉しいですよね。子ども達は、サンタさんを信じている子が多いので、クリスマス会にサンタさんを登場させると、凄く盛り上がります。

でも、男性保育士・職員がいない…と言う園もありますよね。私が働いていた保育園も、男性がいませんでした。年長・年中の子は「あー!〇〇先生!」とバレる事がありますが、それでも、サンタさんの登場は嬉しい物。

女性職員でも、サンタさんになれるので、ぜひ、サンタさんを登場させてあげましょう!男性でも、女性でも同じなのが「声を出さない事」です。サンタさんは、外国からきているから、日本語がお話しできないと子ども達に説明をして、サンタさんが進行役に耳打ちするように進めました。

話し声を聞かないので、子ども達も「あれ・・・サンタさん本物?」と興味を示してくれましたよ。

私が、担当の時にやった、サンタさんの登場方法は、サンタさんのお話をして、

「サンタさんは忙しいから、来れるかなぁ?
みんなで元気にサンタさんを呼ぶと来てくれるかも!
みんなで、サンタさーんって呼ぼうね。せーの!」

と言う掛け声をして一体感を出しました

最初は声が小さかったりするので、2~3回呼んでみました。OKのサインを他の職員と決めておき、合図を出したら、他の職員が見えない場所から、鈴を鳴らしていました。

「あれ!?みんな静かにしてみて!今鈴の音が聞こえたよ!」と声をかけ、もう一度鈴を鳴らしてもらい、サンタさんの登場です。

呼ぶ事が出来ない場合や、毎年呼んでいる時は、絵本を見たり、サンタさんの話をしている時に合図を出して、鈴の音を出してから、サンタさんの登場もいいですよね。

せっかくのサンタさんの登場。プレゼントを渡すだけではもったいないので、サンタさんにインタビューをしました。

・子ども達に「サンタさんに質問ある人ー?」と聞く
・サンタさんに聞く
・サンタさんが進行役に耳打ちをする
・進行役が答える

と言う流でした。サンタさんのインタビューの時間は子ども達の目がキラキラしていて、質問内容も、子ども達が聞きたい事なので、飽きることなく出来ました。

インタビューが落ち着いたら進行役が「サンタさん、今日は○○保育園の子ども達にプレゼント持ってきてくれたんですか?」と聞いてから、プレゼントを、一人一人渡しました。

人数が多い園の時は、準備段階から、担任にお願いをして代表者を決めてもらい、クラスの代表者に渡していました。

最後に子ども達からのお礼をしたので、年長さん(乳児園勤務の時は、2歳児クラスさん)の代表を、担任に前もって決めてもらい、「サンタさんありがとう」と伝えました。

サンタさん退場の時は「サンタさんは他の良い子の所にもプレゼントを持って行く時間になっちゃったんだって。サンタさんは他のお友達の所に行くから、みんなでバイバイしようね。サンタさんありがとう!バイバイ!」と声をかけて、みんなで「ありがとう」バイバイをして退場しました。

サンタさんの登場は、クリスマス会で一番盛り上がったので、ぜひ、サンタさんを登場させてあげてください。

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クリスマス会の出し物は?

クリスマス会で悩むのが、出し物ですよね。子ども達が喜んで、毎年違った物…と考えると本当に悩みました。私も、担当の時に、出し物の決定が一番時間がかかりました。

クリスマス会で盛り上がる出し物のご紹介をしていきたいと思います。

定番だけど、毎年違う『手品』

0歳~6歳までの子ども向けの手品なので、大人が見たらすぐに、種が分かる手品でも、子ども達は大盛り上がりです。簡単に出来る手品の種類もたくさんあり、毎年手品をしていても、内容が同じにならないのでオススメです。図書館などに簡単な手品の本がありますので、ぜひ探してみてください。

イメージがつきやすい『パネルシアター』

パネルシアターの土台は多くの園にあると思います。パネルシアターで、クリスマスの事や、サンタさんのお話をする事で、子ども達がイメージしやすくなっています。

お話の内容は、保育士向けの雑誌に載っている物でも十分です。私は、保育士向けの雑誌のお話をパネルシアターにしました。雑誌だと、毎年お話が違うので、内容も考える事無く、作る時間の確保が出来るのでオススメですよ。

一体感が出る『ダンス』

私の前の年の担当者がしてくれた出し物ですが、発表会でやったダンスをしました。子ども達も踊りを覚えていて、曲の準備も簡単に出来るのでオススメです。

アンパンマンなどが人気がありますよ。

歌って楽しむ『ピアノ演奏』

クリスマスの歌は演奏が難しいイメージがありますが、楽譜を探せば、初心者でも練習をすれば簡単に伴奏できる物もありますので、クリスマス会にピッタリです。

おススメのクリスマスソング
・サンタが街にやってくる
・あわてんぼうのサンタクロース
・ジングル・ベル
・赤鼻のトナカイ
・雪だるま作ろう(アナと雪の女王)

この曲は簡単楽譜がありますので、探してみるといいですね。もしクリスマス会まで間に合わない場合は、ピアノが得意な保育士に、ピアノの担当をお願いするのもいいと思います。

みんなで楽しむ『クリスマスクイズ』

サンタに関するクイズや、クリスマスに関係する簡単なクイズを「〇・✕」方式でクイズにします。私が勤めていた園では、クリスマス会の会場となるホールに、前日に子ども達が入れるスペースで、テープで□をつくり、その中に「〇」と「✕」と作っていました。

クイズをしながら身体も動かせるので、子ども達には楽しいクイズになりました。クイズの本も図書館にありますので、探してみてくださいね。

会の始めにも、途中にもピッタリ『手遊び』

さんたになっちゃったなどが有名な手遊びですね。手遊びを最初に保育士がやってみたり、クラス担任に事前に「この手遊びをしたい」と言う事を伝えて、クラスでやっていてもらうと、スムーズにできます。

手遊びの本などに、載っていますので、参考にしてみてください。

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保育園でのクリスマス会、おおまかな流れは?

クリスマス会での出し物や、サンタの登場の仕方が決まったら、会の流れを考えましょう。

私が担当していた時の流れをご紹介しますね。参考になれば幸いです。

9時45分…ホール集合
9時55分…クリスマス会開始
9時55分…手遊び
10時…パネルシアター
10時10分…クイズ
10時20分…歌(ピアノ演奏)
10時25分…絵本
10時30分…サンタ登場
10時35分…質問タイム
10時45分…プレゼント渡し
10時55分…サンタ退場
11時…クリスマス会終了→クラスに戻る

と言う流でした。11時に昼食を開始したい場合は、出し物を減らしてみるといいですよ。

お家でも出来る!クリスマスの楽しみ方

保育園のクリスマス会の流れをご紹介しましたが、お家の方でも、家でクリスマス会を楽しみたいと思いますよね。でも、お家では出し物や、凝ったものは出来ないし…と考えていても、楽しいクリスマス会が出来ますよ。

子どもと一緒に飾りを作る

ツリーに飾りつけをすること以外に、部屋の壁や窓に飾りつけをすると、グッとクリスマスのイメージが強くなります。お家の方だけで作って、子ども達を驚かせるのも楽しいですが、2歳児さん以降は一緒に飾りを作るのも楽しいですよ。

手作りのハンドベルで演奏

保育園はピアノがありますが、ピアノが無いお家はいっぱいありますよね。そんな時には、手作りのハンドベルを作ってみましょう。

ヤクルトなどの容器に、ビーズを入れフェルトで周りをくっつけて作ったり、フェルトを細長く縫い合わせて、上に鈴をつけるだけで、簡単ハンドベルの完成です。

ベルを子どもと一緒に鳴らして、クリスマスソングを歌うのも雰囲気が出ますよね。

プレゼント探し

お家のどこかにプレゼントを隠して、探すゲームです。決めた部屋でおこなったり、ヒントを出して、部屋が散らからないように工夫しましょう。プレゼントは折り紙や、色鉛筆、クーピー、画用紙などでもいいですよ。

子どもには「欲しい物はサンタさんが持ってきてくれるからね」と伝えておきましょうね。

最後に

クリスマスは師走の忙しい時期で、準備も大変ですが、子ども達の喜ぶ顔を見ると、「やってよかった」と思います。保育園だけでなく、お家でも、家族で楽しいクリスマス会が出来ると、みんな笑顔になれますね。

保育園のクリスマス会の準備は大変ですが、時間に余裕をもって取り組みましょう。

最後までご覧いただきありがっとうございました。