ママは本当に疲れています。

疲れが取れる前に次の疲れ。

子供の世話も、慣れた頃に次の新しいやることが出てきます。

それに加えて夜泣きや授乳などがあれば寝不足にも。

また、身体の疲れだけじゃなく心も同時に疲れています。

ママとしての責任がずっしりと。

疲れをごまかしながら自然に解消していくこともありますが、溜まりに溜まって深刻な状態になってしまうこともあります。

深刻な状態になってしまうと、育児ノイローゼになってしまったり、ひどい場合はうつに繋がることも。

そうなってしまっては大変ですから、大変な子育ての乗り切り方、疲れの解消法を知って、疲れきってしまわないように考えていきましょう。

毎日が大変!子育てが特に大変な時期ってあるの?


子育ては24時間365日年中無休。

ママのペースじゃなく、子供のペースで動かされているので、なかなか気が休まりません。

子供の日々の世話、遊び、しつけ、気をすれば看病、教育、やることがいっぱいです。

年齢別にママたちが大変に感じたことをあげてみます。

新生児期

回数の多い授乳。

一人目だと不慣れで何をするのにも不安がある。

抱っこの連続と授乳で身体が痛くなる。

6ヶ月から1歳

寝返りが出来るようになります。

ずりばいやはいはいをし始めると、ママの後を付いてい来るようになります。

授乳しながらの離乳食作りも手間がかかります。

1歳児

伝い歩きが出来るようになり、1歳前後から歩き出す子も出てきます。

目線が高くなるのでいろいろな物を触るようになります。

身体に対して頭が大きいので不安定でよく転びます。

ママは目を離せなくなります。

2歳児

「魔の2歳児」といわれるイヤイヤ期です。

何を言ってもやってもとにかく「いや!」
怒って泣いて大変です。

3歳児

魔の2歳児から解放されて、言葉もだいぶ通じるようになって楽になってきます。

この頃はオムツはずしの時期ですね。

これもママはなかなか大変な仕事です。

幼稚園・保育園

初めてママが子供と離れる時間ができます。

お弁当作り、幼稚園行事、毎日の登園するまでの準備などは手がかかりますが、ママの時間もできるので、今までよりは楽に感じるかもしれません。

小学生

ママの時間が増えるので余裕もできますが、仕事を始めるママも増えてきます。

また、子供も成長して自分で出来ることが増えますが、自我がしっかりしてくるので親対子のぶつかり合いが出てきます。

また、子供の学校での勉強や友達付き合いなど
様々は問題、心配事が出てきます。

このように年齢が進むとママの大変な内容が変わっていきます。

子育てに疲れきってしまった…このツライ気持ち、解消できる??


疲れた自分を更に追い込む考え方や環境があります。

「育児が疲れた」と言いにくい…そしてそんな自分を認められない。

「育児が疲れる」と愚痴をこぼした時に、「好きで母親になったんでしょ」と言われたママがいました。

聞いたときはひどいせりふだなって感じましたね。

好きなことと疲れることは全然違います。
また、育児に疲れきって子育てから逃げたくなる気持ちがわいたとき、「子供を愛していない」そう思われたり、また、自分でも「そうなんだろうか…」とよぎって悲しくなったり。

子供を愛してることと疲れることはまた全然違うんですよね。

子供のこと、子育てしていることに対して
真面目にがんばっているママほど、自分を責めたり、愚痴を言えなくなったり追い込まれてしまいます。

子供を愛していても、疲れたら心も身体も余裕がなくなります。

そこはきっちりと分けて考えましょう。

自分のためにも子供のためにも、疲れた時には休んで良いんだと考えてください。

ママになった瞬間に超人になったわけではありません。

子育ての疲れを相談した時に、「今は小さいから大変だけどどんどん楽になるから」
「今だけだよ」
「お母さんになればみんなそうだから」
というアドバイスをする人がいます。

なるほど、と思うところもありますが、しかしこれは、結局のところ「過ぎてみれば」ですよね。

今疲れてへとへとになっているママからみれば
的外れなアドバイスだと思います。

このようなアドバイスを聞いて、「じゃあ今は頑張るしかない!」
と自分に鞭打つママは多いですが、今はちゃんと休んで疲れをとることを考えてくださいね。

遠慮することはありません。

短い時間でも良いので子供を預けて自分の時間を作る

パパのお休みの日や、実家、自治体や保育園等の一時預かりなど、30分でも1時間でも、子供と離れる時間は必要です。

買い物したり、カフェでお茶したり。

疲れていたらぼーっとするだけでも良いですね。

誰かに話を聞いてもらう

1番はパパに大変な気持ちを聞いてもらうのが良いのですが、パパも仕事で疲れていたり、ママの大変さが理解できないと、逆にストレスの原因になってしまう時があります。

ママ友のように同じ大変さを共有できる人が居れば、公園でもどこでもおしゃべりの時間を作って話すといいですね。

ただ、気楽に話せるママ友や相談できる人が身近にいない場合もあると思います。

そんな時は、自治体や子供用品のメーカーや、いろいろなところで子育てを応援する相談電話などを利用してみるのもオススメです。

無料ですし、個人情報をいうこともなく、話を聞いてくれます。

話すだけでも心が軽くなるので利用してみましょう。

完璧を求めない

子育てや家事に完璧を求めたら、時間がいくらあっても足りないのが現実です。

「今日できることは今日のうちにやってしまいましょう」と
小さいときに教えられたんですが、私は「明日で良いものは明日やろう」に変えました。

もともと完璧主義ではありませんでしたが、子育ては手抜きを意識的にやらないと、疲れきってしまう、と最近身にしみて思ったからです。

最後に

ママが休んだり、子供と離れて楽しむことを、怠けているとか贅沢とは思わないで下さい。

ママが疲れきってしまって、苦しい表情をしている方が
子供にとってマイナスになってしまいます。

私は子供たちが小学生の時に煮詰まってしまって、車で飛び出したことがあります。

結局は近くのコンビニでコーヒーを買って深呼吸して
すぐ帰ったんですが。

その頃は自分で息抜きをすることを忘れていたんです。

意識して息抜きしないとダメって本当に実感しました。

自分のために
子供のために
家族のために
しっかり息抜きしてくださいね。