引用:コナベイハワイ公式サイト


8月7日放送のTBS「マツコの知らない世界」は「アロハシャツの世界」です。
アロハシャツが好きすぎてハワイに移住してしまったという木内九州男さんがゲストです。木内九州男さん、アロハシャツが好きなだけではなく、ご自身でヴィンテージアロハを復刻したアロハシャツの会社を持つ凄い方です!芸能界でもファンの多い本物のアロハシャツを作っている木内九州男さんとはどのような方なのか調べてみました。木内さんのアロハシャツはどこで購入できるのかもまとめました。

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アメリカ映画にあこがれて


アロハシャツのヴィンテージや復刻版のコレクターとしても有名な木内九州男さん
250枚ほどものヴィンテージアロハをコレクションされているそうです


そんな木内さんは単にアロハシャツがすき!というだけではなく、
有名なアロハシャツ製造メーカーの社長さんでもあります。


映画「ビッグ・ウェンズデー」を見て
サーフィンに青春をかける主人公たちが
ヴィンテージアロハを着こなしている姿にシビれたという木内さん。
この出会いが木内さんのアロハ人生のはじまりだそうです。


木内さんの経営するアロハメーカー「コナ・ベイ・ハワイ」
他のアロハショップよりも高い値段の商品が多いのですが、それでも大人気なんです!


日本でもCMやバラエティ、映画やドラマなどでも着用されていて、
芸能人も多くの方が好んで着ているという
超有名アロハメーカーです。

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脱サラ、単身渡米しておいかけた夢

1964年7月3日 東京荻窪にうまれた木内九州男さん
都立高校を卒業後、
日本ケンタッキーフライドチキン社でサラリーマンとして働きます
順調に出世もしていたものの、自分の居場所がないと感じていたとか。


そこで幼い頃から大好きだったアメリカ映画の影響で26歳の時に全てを捨てて
スーツケース1つでアメリカ・ロスアンゼルスへ移住しました!


最初は観光ビザでの渡米だったそうです。すごい行動力ですね。
そして、現地でエイチアイエスに入社します。
エイチアイエスではラスベガス支店長まで出世したそうなのですが、
サラリーマン人生に疑問を感じ退社します。


1999年には最終目的地としていたハワイに移住されます。
ハワイ島コナに住み、
そこで、アロハシャツの会社「コナベイハワイ」をハワイで立ち上げます
2001年9月のことです。


2004年の4月にはホノルルへ移住されました。
そして、2012年に、コナベイハワイストアをワイキキにオープンしました。


コナベイハワイのストアは、
今まで、さまざまな番組で何度も紹介されているアロハシャツの有名店です。
たしかハワイ通で有名なとんねるずの木梨憲武さんもコナベイハワイのアロハを着られていたと思います。
「コナベイハワイ」のアロハシャツのファンは芸能界でもかなり多く、とても有名な社長さんです。

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アロハシャツは日本から?


アロハシャツは明確な起源についてはわからないそうなのですが、
実は「日系人」が作ったものという説がかなり有力といわれています。
19世紀の終わりから20世紀の初めごろにハワイへ移住した日本人が、
着物を再利用して仕立て直したものを着ていて、
それが100年くらいしてハワイの国民服アロハシャツとして残ったという説です。


日本にルーツを持っているファッションだと思うと
なんだか身近に感じてくるから不思議です。

失われつつあった技術の復興

かつてのハワイにはアロハシャツメーカーが何百社もありました。
しかし、1955年以降数は激減していきます。
クオリティーの高いアロハシャツが作られた黄金期
1948年から1955年の7年間くらいで、
この年代に作られたアロハシャツは世界中のコレクターが探している貴重品です。


木内社長がこだわっているのは、この黄金期のヴィンテージアロハのスタイルです。
景気やコストの問題、Tシャツが広まったことなどによって、
アロハ人気に陰りが見えたことを、
木内社長は日本の普段着としての着物文化が失われたことと重ね合わせたそうです。


着物と同じようにアロハが失われる!という危機感のもと、
自らヴィンテージアロハを片手に店や工場を回って、
ヴィンテージアロハの技術を拾い集めた木内社長。


そして、細部にいたるまで、当時と同じ製法で再現し、
今では世界中に木内社長のアロハのファンがいます。
ヴィンテージアロハの有名コレクターも絶賛の品質です。

品質重視!黄金期のアロハを再現

コナベイハワイのアロハシャツは、
木内社長ご自身もヴィンテージアロハのコレクターとのことで、
ヴィンテージアロハコレクターたちが求める1930年から1955年くらいの
非常に高い品質のアロハと同等の品質のものを作っていると自負されています。

コナベイハワイのアロハで使われているボタンは、
60年前と同じ、貝殻から削り出される
「オイスターシェルボタン」というボタンです。

縫製についても、一重の縫いあわせが多い他社のアロハですが、
木内社長のアロハは、ヴィンテージアロハ黄金期と同じ
手間のかかる二重の縫いあわせです。
このこだわりによって縫い合わせがしっかりし、
アロハのシルエットにもメリハリ
が生まれます。

そして何よりもこだわっているのが生地です。

生地は日本製 縫製はハワイ

縫製はハワイでおこなわれている
メイドインハワイのコナベイハワイのアロハシャツですが、
生地は日本で染められています。大阪の本町で製造されているそうで、
「プリント技術に関して日本に勝てるところはない」
と木内さんはおっしゃっていて、
木内さんのつくるアロハシャツには日本の誇る染色技術がつまっています。


特殊な染料を使って布を染め抜いた「抜染(ばっせん)」生地が使われていて、
両サイド地染で染めているそうなので裏表がよくわからなくなるほど、
裏も表も鮮やかにそまっています。


シルクのものは少なく、ほとんどが日本製のレーヨン生地が使われています。
「昔」からある伝統を守りながらアロハシャツを製造することに意味を感じているからこそ
利益だけではない、品質重視の製造を続けておられます。


現在売られている他社のアロハの多くは、
布の上に柄をプリントしたオーバープリントの生地が使われているそうで、
その分、価格は安いのですが、
そのような作りが、本物のアロハを衰退させていってしまったのかもしれません。

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百貨店にも並ぶアロハシャツ

コナベイハワイのアロハシャツは、
日本のセレクトショップ百貨店にも並んでいます。
そして、インターネット上でも
楽天Amazon
コナベイハワイの公式サイト( http://www.konabayhawaii.com/)からも購入することが出来ます。

ユナイテッドアローズや88teesともコラボ

有名セレクトショップ ユナイテッドアローズコナベイハワイ
12年もの間コラボアロハを作り続けています。
12年間はなかなか凄い年数ですよね!


ハワイでカジュアルファッションを買いに行く場所と言えば「88tees
今やハワイのガイドブックに必ず載っている
ファッション誌のハワイ特集でもはずせない有名店ですが、
この88teesともコラボされているようです


コナベイハワイをご存じなかった方でも
実は目にしていたり、手にしていたりということがあるかもしれませんね

「コナ・ベイ・ハワイ(Kona Bay Hawaii)」STORE

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「コナ・ベイ・ハワイ(Kona Bay Hawaii)」の直営店がワイキキの西エリアにあります。
住所
444Ena Road,Honolulu, HI96815
電話
808-223-3390
営業時間
10:00ー18:00
Web Site ( http://www.konabayhawaii.com/)

この夏に史上最大級のアロハシャツブームが到来!?

木内社長、日本のファッション雑誌などのハワイやアロハ特集などにも協力されています。
この夏にも、いくつか取材に協力されていたようです。


そんな背景を考えると、
もともとアロハシャツが大好きな方じゃなくても、
この夏にはアロハシャツを着る人が増えるかもしれません。
木内社長のアロハシャツは、お土産で購入する安いアロハシャツとは違った
ギフトとして贈りたい、特別な一枚として買いたい上質なアロハシャツです。


このようなアロハシャツに出会えれば着たいと思う人も絶対増えると思います!
史上最大級のトレンドくるかもしれません。

お父さんはアコーディオン奏者

木内九州男さん とてもすばらしい行動力で、
夢のある人生を歩んでいらっしゃってご家族はどのような方なのかも気になって調べてみると、
現在はハワイで奥様とお子様1人の3人家族で暮らしていらっしゃるみたいです。


以前、読売テレビの「グッと!地球便」では、
木内社長のお母さんや弟さんからの依頼で
亡くなられたお父さんの形見のアコーディオンをハワイの木内社長へ届けるという回の放送がありました。
お父様はアコーディオンや鍵盤楽器演奏のプロだったそうです。
お父様も夢のあるお仕事をされていたんですね。

最後に

現代アロハシャツを語る上で、絶対はずせない大物登場ですね。マツコさんはアロハを着るイメージ全くないのですが、コナベイハワイにもレディース商品もいろいろあるんですよね。マツコさんにも着てほしいな。今回しらべてみて、お値段は確かにお高いけれど、それでも納得出来る品質だということがよくわかりました。そして、意外に日本でも手に入れやすいんですね。暑い季節は華やかなアロハで楽しむのもいいですね。アロハの歴史に日本人ありということがわかり、なんだかアロハシャツがぐっと身近なものに感じられるようになりました。