もうすぐ子どもの所属している少年野球の卒団式があります。
そこで、在団生の保護者代表の挨拶をすることになりました。
でも、そもそも保護者挨拶って何を言えばいいの?
自分の子供が卒団するならまだしも、在団する側の親という立場で、どのような挨拶をすればいいのでしょうか。
多くの人が参加する卒団式。
普段、試合や練習などでお会いしない方もいらっしゃいます。
せっかくなら、「素敵な言葉で見送りたい」「失礼のないよう挨拶をしたい」など、いろいろ考えてしまいます。
そこで今回は、卒団式の在団生代表保護者として挨拶するときのコツや文例をまとめました。
人前で話すのが苦手!
何を話せばいいか全くわからない。
話したいことは沢山あるけれど、うまくまとめられない。
など、いろんなお悩みがあると思います。
これを読んで、ぜひ参考にしてみてください。
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卒団式の挨拶って送る側はどんな内容を話せばいいの?
卒団式の保護者代表挨拶で、送る側の場合、大きく分けて3つの内容を話すのが良いでしょう。
- 卒団していく子どもたちに贈る言葉
- 保護者に向けての言葉
- コーチ、監督に向けて感謝の言葉
それでは、ひとつひとつ細かくみていきましょう。
卒団していく子どもたちに贈る言葉
卒団式の挨拶でもっとも重要なのが、卒団する子どもたちに贈る言葉です。
まずは卒団することを祝う言葉を伝えると良いでしょう。
そして、大会で頑張ったことや、チームプレーが良かったこと、良い成績を残したこと、上級生は下級生の面倒をしっかり見ていたことなど、卒団する子供たちが今まで頑張ってきたことを褒めてあげましょう。
さらに、ここで学んだことを将来生かしていけるよう、これからも努力を惜しまず、前を向いて進んでいけるよう、子どもたちを励ます言葉を伝えてください。
余裕があれば、卒団する子供たちだけでなく、在団中の子供たちへの言葉も付け加えると良いでしょう。
先輩たちを見習って、これからも頑張っていけるよう、応援のメッセージを伝えましょう。
保護者に向けての言葉
次に、保護者の方に向けて、お忙しい中お集まりいただいたことへの感謝と、
子どもたちを見守っていただいたことへの労いの言葉を話しましょう。
親御さんの中には、仕事や家事など、忙しい合間を縫って、卒団式に参加してくれる方々もたくさんいらっしゃいます。
子供たちの試合や練習を見守ってくださって、中には練習のお手伝いまでやっていただいた方もみえるでしょう。
卒団式という大事な日に、お集りいただいたこと。
そして、子どもたちを長い間、見守り続けてくださったことへの感謝の気持ちをしっかり伝えましょう。
コーチ、監督に向けて感謝の言葉
保護者の方たちだけでなく、コーチや監督にも感謝と労いの言葉を伝えることを忘れないようにしましょう。
子どもたちに直接的な指導をしてくださったのは、紛れもなくコーチや監督です。
子どもたちの親代表として、感謝の気持ちを伝えましょう。
在団生の保護者代表として贈るメッセージ例文まとめ!
では、実際に例文を作ってみます。
文章を作るときのポイントは、以下の3つです。
- 挨拶は手短に
- ダラダラ書かない
- 言いたいことを詰め込みすぎない
一つ一つの文章が、長すぎると結局何が言いたいのか分からなくなります。
出来るだけ、一文に一つの意味を意識しましょう。
また、ダラダラ話しすぎるのもいけません。
聞いてる側が途中で飽きてしまいます。
せっかく良いことを言っても、ほかの余計な言葉で隠れてしまうでしょう。
「一番伝えたいことだけを端的にまとめる」ことを意識して文章を作ってみてください。
では、これらを踏まえた上で、在団生保護者代表の挨拶例文を紹介します。
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例文1
在団生の保護者を代表しまして、ご挨拶をさせていただきます。
この度は、卒団を迎える皆さんおめでとうございます。
日々練習に励み、〇〇大会では優勝することができましたね。
決勝での、素晴らしいチームプレイは今でもはっきりと覚えています。
たくさんの感動をありがとうございました。
これから色々と困ったことや大変なことが起きるかもしれません。
そんな時は、このチームで最後までがんばり抜いたことを思い出してください。
そして、やり抜いた自分に自信を持ってください。
そうすれば、きっとまた前に進むことができるはずです。
そして本日はお忙しい中お集まりいただいた、保護者の皆様、
ご指導いただきました○○監督(コーチ)、
皆様の温かい見守りの中、子どもたちも安心して成長してこれたのだと思います。
今一度、感謝申し上げます。
ありがとうございました。
以上で在団生保護者代表のご挨拶とさせていただきます。
例文2
6年生の皆さん、この度は卒団おめでとうございます。
大会に向けて、一生懸命練習に励む姿はとてもカッコよく、
そんな後ろ姿を見て下級生たちもついてこれたのだと思います。
また、〇〇大会では惜しくも負けてしまいましたが、そのあとに悔し涙を流すみなさんを見て、こちらも胸が熱くなりました。
ここまで熱中できたという経験が、今後大きな財産となることと思います。
どうかこれからも、前向きにがんばってください。
そして、下級生たちはそんな先輩たちを見習って、チームをもっと素晴らしいものにしていきましょう。
お忙しい中、子供たちを温かく見守っていただいた保護者の皆さま、
そして熱心にご指導いただいた○○監督、本当にありがとうございます。
これからも、このチームのご指導のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
以上をもちまして、在団生保護者代表の挨拶とさせていただきます。
このような感じで、伝えたいことを順番に文章にしていきましょう。
これまでの感謝や労い、これからの応援の気持ちを、卒団する子どもたちに分かりやすく伝えるようにすると良いですね。
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卒団式の挨拶で失敗しないための気をつけたいポイント3つ!
では、実際に挨拶をするため、どんなことに気をつけたら良いのでしょうか。
失敗しないためのポイントを3つご紹介します。
イメージトレーニングをする
人前で話すとなれば、緊張して不安になる方もいるのではないでしょうか。
話す内容が良くても、緊張してうまく話せなかったら台無しです。
そうならないためにも、イメージトレーニングをして本番を想定しておきましょう。
そうすることで、脳が「一度経験したこと」と勘違いをするので、ある程度の緊張はほぐれます。
そして本番もスムーズに話すことができるでしょう。
ゆっくりと聞き取りやすい声で話す
本番、緊張すると、どうしても口調が早くなってしまいがちになります。
いつもより、気持ちゆっくり話すことを意識してスピーチしましょう。
また、伝わりやすいようはっきりと聞き取りやすい声で話すと良いでしょう。
表情や目線を上手に利用する
良い挨拶やスピーチをする人は、表情や目線を効果的に使うのが上手です。
昔から、人は目で聞き、耳で聞くとも言いますよね。
口調だけでなく、表情や目線にも気をつけて、相手の目線が自然とこちらに向かうように話しましょう。
まとめ
以上、卒団式の在団生代表保護者として挨拶する方法でした。
いかがだったでしょうか。
何はともあれ、自分の言葉で話すのが一番伝わります。
この記事を参考に、ぜひ自分の伝えたいことを一度文章にしてみてください。