旬を迎えたさんま。
脂が乗ったこの時期のさんまはめちゃくちゃおいしいですよね!
我が家でも大人気のお魚です。
そんなさんまですが、鮮度が命と言われており、鮮度が落ちると味が落ちてしまうという注意点があります。
夕飯などのおかずに生さんまを買ったはいいものの、なんだかんだで当日食べることができなかったり、翌日食べようと思っても、鮮度が下がってしまうため食べていいのものか迷ってしまうことって結構ありますよね。
実際、生さんまはどのくらい日持ちするものなのでしょうか。
また、刺身などは新鮮な方が美味しいですが、買った翌日に刺身にしても問題はないのでしょうか。
この記事では、そんな生さんまへの疑問を解消していただくために、生さんまの賞味期限や、冷凍保存、鮮度を落とさずに保存する方法などについて詳しく紹介していきます。
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生さんまってどれくらい日持ちするの?賞味期限は?
生さんまは、冷蔵庫に入れて保存した場合、賞味期限は2~3日程度となります。
冷凍保存した場合の賞味期限は1~3ヶ月程度で、この間なら食べても問題はありません。
しかし、冷蔵庫、冷凍庫、どちらで保存したとしても鮮度が落ちてしまうのは避けられませんし、そうすると、それに伴い味の劣化も避けられないんです。
賞味期限はあくまでも食べても問題ない期限であり、味や栄養面などを考えた場合にはできるだけ早く食べることをおすすめします。
冷蔵庫での保存の場合は翌日、冷凍の場合でも1ヶ月程度を目途に食べた方が良いでしょう。
この期間内でしたら、味の劣化を最小限に抑えて美味しく食べることができますよ。
さんまは豊富な栄養素や脂肪酸などを含んでいますが脂肪酸などは空気に触れると酸化してしまうためどうしても味が落ちてしまうのです。
特に家庭での冷蔵庫や冷凍庫では、保存する時に完全に空気を抜くというのが難しくなります。
さらには、冷蔵庫や冷凍庫は何度も開け閉めをすることがあるため、冷蔵庫や冷凍庫の冷気などが逃げやすく、うまく保存することができないのです。
食べても問題ない賞味期限はありますが、味や栄養のことを考えたら、できるだけ早く食べましょう。
刺身にできるのはいつまで?冷凍した後解凍して刺身にするのはアリなの?
生さんまを冷凍し、解凍した後で刺身にするのって大丈夫なの?という疑問ですが、こちら問題なく可能です。
しかし、やはりさんまは鮮度が命。
1度冷凍したさんまを解凍して刺身にすると、買ったばかりの新鮮なさんまの刺身に比べると味は落ちてしまいます。
冷凍した生さんまを解凍して刺身にすることはできますが、解凍する時には冷蔵庫などで自然解凍しましょう。
刺身は火を通さずに食べますので、レンジなどを使い解凍してしまうと、温まってしまいます。
夕食などで刺身を食べるなどの場合には、その日の朝に冷凍庫から冷蔵庫にうつしておくと良いでしょう。
またさんまの下にキッチンペーパーなどを敷いておくと解凍した時の水分などを吸収してくれるため上手に解凍することができますよ!
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生さんまの冷凍保存のやり方
生さんまを冷凍する時には、1尾ずつ冷凍するやり方と
三枚におろしてから冷凍するやり方、
塩焼きなどにしてから冷凍するやり方があります。
1尾ずつ冷凍する場合
- 頭や内臓を取り除く
- 流水できれいに洗い流す
- よく水気をとる
- 1尾ずつぴっちりとラップを巻く
- フリーザーバッグに入れて冷凍する
三枚におろして冷凍する場合
- 頭や内臓を取り除く
- 流水できれいに洗い流す
- 三枚におろす
- 1切れずつぴっちりとラップを巻く
- フリーザーバッグに入れて冷凍する
塩焼きを冷凍する場合
- 頭や内臓を取り除く
- 流水できれいに洗い流す
- 塩焼きにする
- さんまが冷めるのを待つ
- さんまが冷めたらラップでぴっちりと巻く
- フリーザーバッグに入れて冷凍する
※塩焼きはほぐしてフレーク状にしてから冷凍することもできます。
今日買った生さんまを明日食べる!鮮度を落とさずに保存する方法
生さんまを明日食べたい!
特に刺身などにする場合は冷蔵で保存するのがおすすめ。
冷蔵保存の方法をまとめました。
- 生さんまの表面を冷水で軽く洗う
- 生さんまの水分をよく拭き取る
- 生さんまをラップで1尾ずつ空気を抜いて包む
- 冷蔵庫に入れる(チルド室がある場合はチルド室へ)
冷蔵保存する場合のポイントは、まず洗った後の水分をよく取るということ。
水気が残っていると雑菌が繁殖してしまいますので。
もう1つ大切なポイントは、
ラップで包む時には、空気が入らないように包むこと。
このように包むことで保存中にさんまが乾燥するのを防ぐことができます。
また、冷蔵庫でも十分鮮度を落とさずに保存することはできますが、チルド室は温度が低いので、より新鮮な状態で保存することでき、オススメです。
買ってから2日以内であれば、鮮度を落とさないで保存することができますので、ポイントをおさえた保存方法で翌日もおいしい刺身が食べられますよ!
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【おまけ】オススメ絶品生さんまレシピ!
旬を迎えたさんまを刺身や塩焼きにするのが
定番ですが、実は刺身や塩焼き以外にもさんまをおいしく食べる方法はたくさんあるんです。
たまにはいつもと違うメニューで楽しんでみませんか?
ここでは、人気の簡単レシピをご紹介します!
さんまの煮物
脂ののった旬のさんまを骨ごと食べられる煮物。
厚手の鍋があれば、簡単にできちゃいます!
材料(4人分)
さんま:4~5尾
しょうが:1かけ
醤油:大さじ3
砂糖:大さじ2
みりん:大さじ1
料理酒:大さじ2
- 丸ごとのさんまは頭を落とし内臓を取り除く
- 流水でよく洗う
- さんまを半分に切る
- 鍋の中に重ならないように並べる
- しょうが、醤油、砂糖、みりん、料理酒を入れる
- さんまがひたひたになるまで水を入れる
- 強火で加熱し煮立ったらフタをする
- 90分ほどごく弱火で煮込む
- 水が多く残っているようなら強火で水気をとばして完成
さんまの竜田焼き
さんまを香ばしくパリッと揚げ焼きにする竜田焼き。
揚げ焼きにするので、揚げるよりもヘルシーに!
お弁当のおかずなどにもぴったりな1品。
材料(4人分)
さんま(三枚おろし):4尾分
★醤油:大さじ1
★料理酒:大さじ1
片栗粉:適量
油:適量
- さんまを3等分に切る
- ★の調味料を絡めて10分ほどおいておく
- さんまの汁気をふく
- 片栗粉を適量まぶす
- フライパンに油を熱する(普段の油よりも多めの油で)
- 皮目を下にして揚げ焼きにする
- さんまに火が通ったら取り出す
- お皿に盛りつけて完成
【まとめ】生さんまは鮮度が命!鮮度を落とさない冷蔵保存や冷凍保存で翌日以降もおいしく食べよう
旬を迎えたさんま!
刺身や塩焼きなどなどこの時期のものはどんな食べ方をしてもおいしいものですよね。
しかし、生さんまを買ったのに当日食べられなかったり、
たくさん買ったのに使いきれなかった…そんなことって結構あるじゃないですか。
そんな時には冷蔵保存、冷凍保存することで翌日以降もおいしく食べることができるのでオススメです。
冷蔵保存であれば、買ってから2~3日以内。
冷凍保存であれば、買ってから1ヶ月程度なら
問題なく食べることができます。
特に冷凍保存は、長期的に保存することもできますので
便利でおすすめですが、やはり新鮮なさんまに比べると
多少味が落ちてしまいますので注意。
また、冷凍保存した場合の解凍方法は、自然解凍がおすすめ。
夕飯で使うという場合であれば、その日の朝に
冷蔵庫などに入れておけば、様々な調理法で
使うことができます。
安い時に生さんまをたくさん買った時などは
すぐには使いきれないと思いますので
冷凍保存すると良いでしょう。
翌日刺身などにする場合であれば、冷蔵保存がおすすめ。
水気をよく拭き取る。
空気を入れないようにラップで包む。
チルド室で保存する。
これらのポイントをおさえれば、冷蔵でも
2~3日以内であれば、鮮度を落とさず保存できます。
せっかく、旬の生さんまを買ったのに
使いきれずに余らせてしまうのはもったいないですよね。
ぜひ、うまく冷凍保存、冷蔵保存して翌日以降も
おいしいさんまを食べましょう!