令和 計算方法

和暦が平成から令和へ移り変わります。令和何年が西暦何年なのか。

また、西暦何年が令和何年なのかを確認出来る計算方法をご紹介します。

平成、昭和など他の和暦での計算方法についても一緒にまとめました。

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令和と西暦 計算方法


まずはこれから始まる令和の時代について、西暦との計算方法をご紹介します。

和暦である令和が西暦では何年なのか。

また西暦はわかるけど令和何年なのかなどがわからなくなったときの計算方法があります。

西暦から令和を計算

令和年号(年)=現在の西暦(年)―2018

西暦はわかっているけれど、いまは令和何年なのかわからない。

そんなときには、上の式を使って計算します。

現在の西暦から2018を引くと令和の年号がわかります。

例えば、2019年は令和何年だったのかを出す式は「2019-2018=1」です。

つまり、2019年は令和元年です。

このように、2025年は令和何年なのかを知りたいとします。

計算は「2025―2018=7」となります。

ということは、2025年は令和7年ということになります。

令和から西暦を計算

令和の西暦=令和年号+2018

令和の年号から西暦を計算したい場合には上の式となります。

令和元年は西暦何年なのかを計算したい場合には「1+2018=2019」つまり令和元年は2019年だということになります。

語呂合わせで覚える018(れいわ)

この計算に使う数字2018が奇跡的に覚えやすいと話題です。

2018の018が語呂合わせで「れいわ(令和)」と覚えることができるからです。

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その他の和暦でも計算できる?


平成、昭和など他の和暦でも同じ考え方で計算することができます。

令和は2019年に改元するので2018の数字を使っています。

他の和暦でも、新元号が制定される前年の西暦を使うことで同じように計算することが出来ます。

平成の場合は?

平成の西暦を計算するには1988という数字を使います。

西暦何年に平成何年だったのかを知りたいときには、

平成年号(年)=西暦(年)―1988

という式で計算します。

「2018―1988=30」となるので、2018年は平成30年だったという具合です。

逆に平成○年は西暦何年だったのかと知りたいときには、

平成の西暦(年)=平成年号(年)+1988

という式で計算します。

例えば平成5年は西暦何年だったのか知るためには、「5+1988=1994」と計算します。

つまり、平成5年は西暦1994年だったということになります。

昭和の場合は?

昭和がはじまったのは西暦1926年です。

なので、昭和の計算には1925という数字を使います。

西暦から昭和の年号を調べるときには

「昭和年号=知りたい西暦―1925」

という式になります。

知りたい西暦が1981年だった場合、「1980―1925=55」つまり1981年は昭和55年ということになります。

昭和の年号から西暦を調べるときには、

「知りたい西暦=昭和年号+1925」

という式になります。

知りたい昭和の年号が昭和60年だった場合、「60+1925=1985」つまり昭和60年は西暦1985年ということになります。

その他の和暦の場合

この計算は、それぞれの和暦の制定された前年の西暦の数字を使っています。

この考え方でいくと、大正は「1911」明治は「1867」を使うことで同じように計算することができます。

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和暦について

和暦とは

和暦は日本独自で用いている暦です。

邦暦(ほうれき)とよばれることもあります。

日本では、明治以降、次代の天皇陛下が践祚されるタイミングで新しい和暦が誕生してきました。

明治以前である慶応の時代までは、災害や革命によって元号がかわることもありました。

昭和54年には、年号の変更は皇位の継承があった場合のみと定められました。

初めての和暦は西暦645年、孝徳天皇の時代の「大化」だったと言われています。

対して西暦とは、キリスト教でイエスキリストが生まれたとされている翌年を元年(紀元)とした暦です。世界各地に普及し、日本を含めた世界中で最も広く使われている暦の考え方です。

和暦廃止?

近年は和暦を廃止する方が良いのではという議論もされています。

和暦と西暦、2つの暦を同時に使用している日本。

天皇陛下が生前退位のお気持ちを表明すると、和暦も廃止されるのではという見解も噴出しました。

和暦続投か、和暦廃止かと注目を集めてきましたが、令和という新元号が発表されました。

和暦を支持する意見も廃止を支持する意見もそれぞれに聞こえます。

法的文書などでは、西暦を併記するなどの対応も見られています。

西暦を使用すれば、海外の人でも理解しやすく今後の改元を考慮する必要もなくなるという考えがあります。

その一方で、西暦はまだ日本人全体に馴染みがあるとは言えないと考える人も多いようです。

和暦が続いていくのか、廃止されるのか。

今後も続いていく問題だと言えます。

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最後に

和暦と西暦の2つの暦を使用している日本。

個人的には日本独自の和暦という存在に愛着があり結構すきです。

が、西暦では何年かわかるけど和暦ではわからない。

和暦では何年かわかるのに西暦ではわからない。

ということが結構起きてしまうので、この計算方法を覚えておくと便利ですね。

2つの暦を持つ現在の状況を楽しみ、受け入れていくためにも知っている人が増えると良いなと思う計算方法です。

自分がよく使う和暦の計算につかう数字だけでも覚えておくと、履歴書を書くときなどかなり便利になりそうですね。