2019年も節分が近づいてきました。節分と言えば豆まきと恵方巻の丸かぶり。
2019年の恵方はどの方角なのでしょうか。
恵方巻の正しい食べ方や向くべき吉方位をしっかり確認しておきたいですよね。
ただしい方法で恵方巻を食べると願いが叶うとも言われているので、恵方巻で2019年の幸せを願っちゃいましょう。
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恵方は東北東
2019年(平成31年)の吉方位である恵方は「東北東」です。
ちなみに2019年の節分である2月3日は日曜日です。
実は恵方とされる方角は東北東、西南西、南南東、北北西の4つの方角だけなんです。
この4つの方角が5年周期で繰り返されています。
覚えてしまえば簡単?恵方の法則については下で詳しくご紹介したいと思います。
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恵方とは
年神さまなどの呼び名がある1年の福徳を司る神様「歳徳神」さまが在している方位を恵方、吉方などと呼びます。来年2020年には西南西、2021年には南南東と方位はそれぞれ違っているのですが、これには法則が有り、今後の恵方についても全て決まっています。
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恵方巻きの正しい食べ方
実は恵方巻きは正しい食べ方で食べると願いが叶うといわれています。では、正しい恵方巻きの食べ方とはどのよう食べ方なのでしょうか。最近ではさまざまなローカルルールも生まれているところがあるようですが、主なルールは3つです。
ルール1恵方を向いて食べる!
食べている間は、とにかく神様がいらっしゃる恵方のみをひたすら見つめる。よそ見はしない!
ルール2無言で食べる!
恵方巻を食べ始めたら、丸ごと1本食べ終わるまでは黙って食べる。
一言も発してはいけない。無言で食べる。
食べている間は願い事を思い浮かべましょう。
途中で話をしてしまうと口から福が逃げてしまうといわれています。
また、他の神頼みのときにもよく言われることですが、どんな願い事をしたのかについては、決して人に話さないようにしましょう。
人に話してしまうことで願いは叶わなくなってしまうと言われています。
ルール3一気に食べる!
1本丸ごとガブッと一気にいただきます。切り分け無し、途中で休憩タイム無しです。
一気にという表現も難しいのですが、口を離してしまうこと無く食べ終えるということを意味していると考えれば良いみたいです。
途中で休むとつかみかけた運も逃してしまうと考えられるからだそうです。
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子どもや高齢の方も安心
とはいえ、子どもやご高齢の方、小食の方などもいるかと思うので、そういう方は作る時点で調節すれば大丈夫みたいです。
一気に食べるというルールがある理由は、作ってから切り分けてしまうと、縁を切る、福を切るということを連想してしまうことにつながるので、巻物を作る前なら大丈夫!ということみたいです。
細めに巻いてみたり、小さめの海苔巻きになるように巻く前の海苔を調節したりしてみても良いかもしれませんね。
小さいお子さんは無言でというのも失敗することが多いようです。
が、別に失敗したからといって不幸になるというようなことはありません。
願いごとへの御利益についてはわかりませんが、シビアになりすぎずに、みんなが楽しく笑顔で出来るイベントであることが一番ですよね。
恵方巻きとは
https://twitter.com/HamayaOga/status/1082378810597601280
恵方巻とは節分に食される巻寿司のことを指す呼び名です。中身に決まりなどもなく、最近はロールケーキやクレープなどのスイーツまで、節分に食すためにつくられた筒状のいろいろなものが恵方巻というネーミングで売られるようになっています。
恵方を向いて食すると縁起が良い、願いごとが叶うなどといわれていて、今では日本全国に広まっている恵方巻きですが、もとは関西地方、特に大阪発祥の風習だといわれています。
大阪発祥とは言われていますが、全国的に有名になるまでは、関西での知名度もそれほど高くは無かったようです。
この20年ほどの間にスーパーやコンビニなどで全国展開されたことで、全国的に急速に知名度があがったイベントだと言えます。
明確な起源については大阪で始まった風習ということですが、それは大正時代に始まったといわれています。昭和時代には大阪で海苔の販売促進運動のために利用されていたという記録もあるそうで、チラシに節分に巻き寿司を食べると幸運に恵まれるというようなうたい文句がのっていたそうです。
未来の恵方も全てきまっている
来年、再来年の恵方はすでに決まっているということをご紹介しました。
でも、これから10年後、20年後の恵方も実はすべて決まっているということ、ご存じでしたか?
恵方は十干によって決まっているといわれています。十干とは古代中国で生まれた10の要素を年数にあてはめた数え方で、10年で一巡りします。そのため、西暦の下一桁にあてはめて考えることが出来ます。
恵方は、なぜ北、南などわかりやすい方角ではないのだろうと思ったことがある方もいらっしゃるかもしれません。実はこの方角は、もとは中国の方位からとっています。
それを現代の方角とあてはめようとすることで、多少のずれが生じてしまいちょっと複雑な方角になってしまっているようです。
ズレなどがあると理解した上で、それでも現代の方角になおして考えると、恵方に当てはまるのは東北東、西南西、南南東、北北西の4つになります。
この4つの方角が5年周期で繰り返されます。10年一巡りの十干の間には5年周期が2回ということになります。また、5年周期の中に南南東だけは2回巡ってきます。
なので、恵方が南南東である年は、他の3つの方角より頻繁にやってくることになります。
今年2019年の恵方である東北東をスタートにして考えると、次は西南西、その次は南南東、またその次は北北西、そして南南東という順番で廻ります。
この5年間で1周りしたことになります。そうすると、また東北東にもどり、西南西、南南東、北北西、南南東と続くことになります。
最後に
恵方の決まり方についても紹介させていただきました。複雑なように感じる恵方ですが、覚えてしまうと意外と単純明快な感じがしませんか?恵方巻を食べる時のルールも、わいわい楽しくやるのか、静かに風習としてやるのか、それぞれのご家庭でもいろいろあるようです。
家庭それぞれの色があるのは行事の良いところですね。私も年神さまがいらっしゃる2019年の恵方、東北東に向かって恵方巻をもりもり食べて、家族の今年1年の健康を願いたいと思います。