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エアコンが動かないけど電源は入る場合は修理に出すべき?自分で直せる?


最近、部屋のエアコンの調子が悪くて、電源は入るのですが、風が出てきません。

エアコンってそんなよく壊れるものでもないし、使えないとすごく困りますよね。

できれば、自分でさっさと直したい。

でも自分で勝手にいじったら、余計に壊れてしまって、結局業者に頼んだ。
という話も耳にします。
そんなことになったら二度手間になって面倒ですよね。

一体これは自分で直せるものか、業者に頼んだ方が良いのか、、、
エアコンの修理方法について、気になったので調べてみました。

同じように困っている方がいれば、ぜひ参考にしてみてください。

エアコンが動かないけど電源は入る!これって壊れてるの?考えられる原因4個


エアコンの電源は入るのに風が出ないのは壊れているのでしょうか?
一体なぜ風が出ないのか、考えられる原因を4個まとめました。

霜付き除去中

もし、エアコンの端にあるランプが点滅していたら、霜付き除去中の場合があります。

霜付き除去中とは、室外機の熱交換器についた霜をとかしているところです。

冬場、暖房中は室内機側の熱交換器が高温になって、室外機側の熱交換器は低温になります。
そうなると、熱交換器に霜がつきやすくなるのです。

この場合、電源は入っても風は出ないでしょう。

ランプの点滅は、しばらくお待ちください・・・のサインです。

制御装置の誤作動

エアコンには、制御装置がついています。

それが何らかの異常信号をキャッチすると運転が止まるシステムになっています。

この制御装置ですが、誤作動で運転が止まってしまうことがあります。

そうなると、電源は入っても、風が出てこない状態になってしまうでしょう。

エアコン内部の汚れ

エアコンは定期的に掃除しないと、内部にだんだん汚れが溜まっていきます。

汚れが溜まりすぎると、それが風の通り道の邪魔をして、スムーズに風が出てこなくなってしまうのです。

汚れがもっと溜まると、風を作り出すことさえできなくなります。

例えば、風を作り出すファンという部分に汚れが溜まると、最大風速にセットしても風を感じないことがあります。

ほかにも、熱交換器に汚れが溜まると風を通せなくなるので、エアコンが空気を吸えなくなってしまって、風を出すことができなくなってしまうのです。

エアコンの故障

エアコンの中には、筒のような形をしたファンという部品が内蔵されています。

それが、いきおいよく回転して、風を起こしています。

エアコンのファンは風の流れを作るエンジンと言えるでしょう。

このファンが、空気をつかまえて風として送り出す役割を担っているのです。

もしこのファンが破損していると、電源が入ってもエアコンの風が出なくなったり、風が弱いと感じたりすることがあります。

ファンは、数枚の羽根から成り立っているのですが、羽根の一枚でも破損してしまうと、風の流れを作り出すパワーは極端に落ちてしまいます。

また、風切音がでて異音となったり、エアコン本体が振動したりすることもあるでしょう。

エアコンが動かない時にできる対処法!自分で直すことは可能なのか?


では、実際にエアコンが動かないとき、自分で直すことはできるのでしょうか。

原因別に対処法をご紹介します。

室内機のランプが点滅しているとき

点滅の理由は、以下の3つの場合です。

  1. 霜取り運転中。
    暫くお待ちください・・・。
  2. 本体作動上でのエラー
  3. 故障

1. の場合は、しばらく待てば霜取り運転が終了して、通常通り運転が開始されるでしょう。

2. の場合、電源コードを一度コンセントから抜いてください。
10分ほどそのままにして、再度運転を開始してみてください。
ほとんどのエラーはこれで直ります。

1.と2.を試して、それでも正常にならなかったら、エアコン本体が故障、もしくは制御回路が故障している場合があります。

エアコン内部の汚れ・ごみ


風量が弱くなるほど、汚れてしまったエアコンをそのまま放置したら、どうなってしまうのでしょうか。

エアコンの風量が弱くなるだけでなく、風ムラができて、エアコンの冷暖房の効きが悪くなります。

さらにエアコンが水漏れしだしたり、異臭がしたりすることもあります。

汚れは、エアコンのあらゆるトラブルの元になりかねません。
そのため、定期的にしっかりと清掃することが重要でしょう。

ご家庭でできる簡単な掃除方法をご紹介します。

これをやれば、エアコンの不具合も直るかもしれません。

1.フィルターを外す前に掃除機をかける

いきなりフィルターを外すと、その衝撃でホコリが落ちて、床まで掃除しなくてはなりません。

ホコリが舞い散るのを防ぐため、まずはフィルターがエアコンに付いている状態で、フィルターやその周辺に付いたホコリを掃除機で吸い取りましょう。

2.フィルターを外す

エアコンのパネルを開けて、フィルターをゆっくり丁寧に外しましょう。

フィルターは薄いプラスチックでできているので、強い力を加えると歪んだり破れてしまうことがあります。
注意しましょう。

3.フィルターに掃除機をかける

取り出したフィルターには、ホコリがたくさん付いています。
ホコリの多くはフィルターの表側に付いているので、表側から掃除機をかけましょう。
裏側から掃除機で吸ってしまうと、ホコリがフィルターの目に詰まる可能性があります。

4.フィルターを水洗いする

掃除機だけでは、細かいホコリを完全には取れません。
掃除機で吸った後に水洗いをしましょう。

水洗いで落ちない汚れが付いているときは、台所の中性洗剤と、柔らかいブラシを使って洗うと、より綺麗に掃除できます。

5.乾いたタオルでフィルターを拭く

フィルターを傷めないように、乾いたキレイなタオルを2枚用意して、ポンポンと挟むように拭いていきます。
濡れたまま戻すと、カビの原因になるので、しっかりと拭きましょう。

以上が、家庭で簡単にできる掃除方法です。

しかし、掃除中にファンが壊れてしまうことも少なくありません。
もし不安なら、業者に依頼してみるのも良いでしょう。

プロの道具と技術なら、エアコンを壊してしまうことなく、綺麗にしてくれるはずです。

そのほかの場合

電源を抜いても、エアコンの掃除をしても直らないとき。

これはもうエアコンそのものが壊れている可能性が高いですが、最後の望みをかけて、叩いてみるのもいいかもしれません。

ものすごく古典的な方法ですが、叩くことによって稀に接触不良が直ることがあります。

テレビなどの電化製品に効くことがあります。

業者に頼む前に、試しに一度叩いてみてはどうでしょうか。

エアコンの電源は入るけど動かない場合の修理代の相場は?予算はいくらくらいを想定しておくべき?


ファンの羽根など、エアコンの何らかの部品が破損してしまっている場合、部品交換を含む修理が必要となってきます。

これは、もう業者に頼むしかありません。

部品を買って、自分で取り替えることもできなくはありませんが、分解している途中でさらに壊れてしまうかもしれません。

やはりプロの手に委ねた方が無難でしょう。

では、修理するのにいくらくらいかかるのでしょうか。

大体の相場はいくらなのでしょうか。

エアコンの修理代は大体以下のようになっています。

ルーバー交換 7,000~23,000円
冷媒ガス補充 12,000~25,000円
基盤交換 21,000~32,000円
内部点検 5,000~8,000円
室外機修理 20,000~110,000円
室外機基盤交換 24,000~36,000円
ガス漏れ修理 61,000~110,000円
コンプレッサー交換 58,000~105,000円

故障した部分によって、修理代がかなり異なります。

また、エアコンの修理は点検費もかかります。

その相場、大体5,000円ほどからといわれています。

つまり、エアコンを修理するには、最低でも5000円以上かかることになるでしょう。

修理内容によっては、新しく買い替えた方が安く済むかもしれません。

エアコンが古い場合は、買い替えを考えても良さそうですね。

まとめ

以上、エアコンの修理についてまとめました。
いかがだったでしょうか。

一家に必ずあるエアコン。
使っていれば、不具合も出てくるもの。

あなたの快適なエアコンライフのために、この記事がお役に立てますことを祈っております。