購入しておかなくてはいけないもの、勉強など小学校入学準備はいつ頃から始めればよいのでしょうか。ランドセルや学用品、筆記用具の購入はいつ頃からすれば間に合うのでしょう。また、小学校入学準備として勉強しておかなくてはいけないことはあるのでしょうか。経験や調べたことをまとめてみました。ご紹介します。
小学校用品の準備はいつ頃から?
ランドセル
長女のランドセル買いに展示会に行こうとしたら、すでに売切れで展示会も中止だと…。6月で遅いのか?
— さけるチーズのかき揚げ (@ngmrsng) June 15, 2018
ランドセル博士が7月から8月の夏休み中に購入する人が全体の半数近く占めていると言ってたけど、うちの息子、娘が買った工房はもう売切れのカラー出てますよ!
— JKO (@mikanironokumo) June 11, 2018
ものを選ばなければさまざまな店舗で年中売られているランドセル。調べてみると本当にたくさんのモデルやカラーが出ています。
ランドセルの予約は年長の春に始まります。夏までに予約や販売が終了してしまう人気モデルもあるので、どのようなランドセルがあるのかは早めに調べておくことをおすすめします。
制作、受取りに大分期間がかかってしまうものもあるので、入学する小学校が確実にわかっているのなら早めに購入してしまいましょう。
ただ、転勤族の方や受験などにより入学する学校が確定していない場合には注意が必要です。
公立でもランドセルを使用していない学校もあるようなので、小学校入学の時には必ずランドセルが必要と思っていると後でもったいないことになるかもしれません。
学用品・文房具
うちは鉛筆なんか、学校指定のを最初に1箱(1ダース)買わされるんやけど、これが全然減らんのに親戚知人から入学祝いでもろた鉛筆が山ほどあるって人がおった。名入りの鉛筆は入学祝いに手頃やからね。
— yumiko (@chie_jarinco) January 21, 2019
筆箱や筆記用具など小学校生活で必要となるものはどこの学校でも大差無いので、はやめに準備した方が楽かなと思ってしまうのですが、そこは注意が必要です。
購入、準備を始めるのは学校の入学説明会を終えてからにしましょう。
公立でも私立でも、それぞれの学校によって指定するものは少しずつ違いがあります。
何でも学校指定のものの使用を促される学校もありますし、全てが個人任せで自由な学校もあります。
それぞれで購入して準備する場合が多い都は思いますが、学校での一括購入や学校内の売店で売られているものを使うように言われる学校もあります。
自分で購入して準備する場合にも、例えば筆記用具の場合、キャラクターものはOKなのか、折れ曲がるタイプの定規でもいいのか、何cm定規なのか、水糊なのかスティック糊なのか、テープカッターは使用していいのか、鉛筆の芯に指定はあるのかなど。
上履きは色が決まっているのか、体育館シューズなど複数用意する必要があるのか、名前を書く位置に指定はあるかなど。
給食セットはマスクも必要か、絵柄がついていてもいいのか、サイズ指定はあるかなど。
結構こまかく違いがあります。
また、体操着袋や上履き入れなども市販のものの購入を禁止していることもありますし、サイズを細かく指定してくることもあります。
早めに用意したつもりがムダになったというのでは悲しいですよね。そうならないためにも学校説明会ではっきりと必要なものの確認がとれてから準備をはじめることをおすすめします。
それでも気が焦るという方は、2月や3月に入学シーズンが迫ってきた頃の方がお店で特設コーナーが組まれて豊富な種類から選べるということもあるので、購入しそびれることは無いかと思います。
インターネット上の方がお手頃価格で購入出来る場合もあるので、そういうものの下調べをしておくと良いかもしれません。
入学前の勉強はどこまで?
https://twitter.com/Ann0805_3116/status/1060341760847634432
最近は幼稚園や保育園でも読み書きなどを取り入れている園も多くなりました。それでも力の入れ方は園によってさまざまですし、個人の習得レベルにはバラツキがあると思います。
どれくらいの力をつけておけば入学後つまずかないのでしょうか。
曜日によっては2時間とってたっぷり勉強する「算数」と「国語」。
特に大切となってくるこの2つの教科について、つけておきたい力についてお話したいと思います。
数字の読み書き
入学後一桁の数字から読み書きを学びます。
が、何年何組何番という自分に与えられた番号やお友達に割り振られた番号など入学式以降、日々の生活でもたくさんの数字を目にします。
一桁の数字はすらすらと書ける子がほとんどです。その中で、全くわからない状態で授業を受けるのはさっそく苦手意識を持ってしまうことに繋がることも。
二桁の数字くらいは読めるようにしておきたいところです。
そして、0,1,2,3,4,5,6,7,8,9は書けるようにしておきましょう。
大人になってしまうと鉛筆を持ったことがあれば、これくらいはすぐに書けるのでは?と考えがちですが、数字として書いたことがあるか無いかの差は結構大きいです。
そして、数字としての形が整ってきたら指定された□(ます)に収まるように書く練習もしてみましょう。
低学年の間は特に指示されたことをていねいに出来ているかを重要視する先生は多いです。
決められた□のなかに入るようにていねいに書くという意識を身につけておきたいですね。
1年生の頃から月に何度か放課後に算数の補足授業などをやってくれる学校もありますが、帰宅時間が同じ方向のお友達とズレてしいますし、補足授業などとははっきりと説明されることはなくても、子どもたちも敏感に「算数が苦手な子の集まり」という認識を持ちます。
なるべく、入学前から数字に慣れてスムーズに計算への導入をしたいですね。
ひらがなの読み書き
入学後、他の教科よりも授業数がたっぷりある国語はひらがな一文字一文字からスタートしていきます。
このとき、ひらがなと全く初めて出会うという子どもはまずいません。
入学する時には、ほとんどの子どもはひらがなや単語の読みに困ることがないくらいの力を持っています。書きについては、読みに比べて得意、苦手の差がありますが、自分の名前などいくつかのひらがなは書ける子の方が多いです。
ひらがなの46文字50音の読みと名前や身近なことばの書きはマスターしておくことをおすすめします。
生活習慣の準備
座って話が聞ける、身の回りの事を一人でそれなりにやる、その日の事をちゃんと親に話す、挨拶する、学校に知っているお友達が数名いる、ひらがなと数字の事が多少分かる。入学時にこの状態に持ってきておいて本当に良かった!私よくやった!と思います。
— わさぼん (@wasa_bon) April 20, 2018
幼稚園、保育園へ通っていると、特に生活態度や先生、お友達との付き合い方については学んできていると思います。
就学後は通学やお友達と遊ぶ時間など、幼稚園の時以上に大人の目から離れる時間が増えます。
身の回りのことや、安全対策などはこまめに確認しましょう。
学校によって差がある
日本国内の公立の小学校の場合でも、学校1校1校で準備する物や授業の進め方の差がかなりあります。
学力もエリアによって開きがあるのが実情なので、ご自身の学区の状況を把握しておくことが大切だと思います。
また、同じ中学校区の小学校でも購入する物がいろいろ違ったりもします。もっと言うと、先生1人1人でも結構差があります。
校長先生が替わったタイミングで学校で一斉購入するものも変わることも珍しくありません。
思い込みで進めずに、学校から伝えられた情報はしっかり確認しましょう。
最後に
人気のランドセルはなるべく早めにチェック、予約が必要です!が、数量限定モデルなどでなければ、たくさんの種類のランドセルが一年を通じて販売されています。
その他のものは学校からの入学説明会での詳しい情報を待つことをおすすめします。
入学時の1年生の学力については地域によってさまざまですが、数字の読み書きやひらがなの読み書きは身につけておいた方が安心です。
初めての学校生活は親も子どもも不安がいっぱいですよね。今できる準備を整えて、楽しい学校生活をスタートしてほしいですね。