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税の作文の書き方、子供に訊かれたらすぐに答えられますか?コツや題材例の紹介です


夏休みの宿題で大変な思いをするのが作文という方も少なくないはずです。

ここでは、税の作文についての疑問についてまとめてみました。

税の作文の公式ホームページには、作文のはじめに名前や題名など書くように指定があるが、原稿用紙にすでに名前や題名など書く欄が用意されている場合、もう一度書く必要があるのか。

基本的な原稿用紙の使い方や、指定枚数がある場合の疑問にもお答えします。

また、税の作文といっても何を書いたらいいのかわからない人に、題材例もご紹介しますので参考にしてみてください。

税の作文の書き方は?原稿用紙の正しい使い方問題


全国納税貯蓄組合連合会のホームページに税の作文に関する募集要項があります。

そこには、「作文のはじめに、所属の中学校名・学年・氏名(ふりがな)・題名を明記してください」と書いてあります。

学校から配られた原稿用紙に、すでに氏名など書く欄がある場合は、本文に同じことを繰り返し書く必要はありません。

書いてしまうとNGになります。

たまに本文にも書いてしまう人がいるようなので気をつけてくださいね。

作文での基本的な原稿用紙の使い方まとめ


作文を書くときは、さまざまな決まりごとがあります。

いくら本文の内容が良くても、基本的な原稿用紙の使い方ができていないとNG扱いになる場合があるので注意が必要です。

いままでも作文を書いたことはあると思いますが、基本的な原稿用紙の使い方を、ここで一度確認してみましょう。

段落のはじめの書き方

段落のはじめは、かならず1マスあけるようにします。

数字の書き方

作文の数字の書き方は、アラビア数字(1、2、3…)でも漢数字(一、二、三…)でもどちらでも大丈夫です。

ただし、ひとつの作文にアラビア数字と漢数字を混ぜて書くのはよくありません。

最初にどちらで書くか決めてから書くようにしましょう。

好ましいのは、縦書きなので漢数字を使うことです。

句読点の書き方

句読点「。」や「、」は、文字と同じように1マス使い、マスの右上に書きます。

ただし、句読点は行のはじめに書くことはできませんので、行のはじめにきてしまう場合は、前の行の最後の文字と同じマスに書きます。

小さな文字の書き方

小さな文字「っ」「ゃ」「ゅ」「ょ」は、1マスに1文字使い、マスの右上に書きます。

会話文の書き方

会話文はかぎかっこ「」で書きますが、会話文の書きはじめは行を変えて書きます。

会話文を続けて書く場合は、基本的には行を変えて書くようにしてください。

また、かぎかっこを使う場合は1マス使い、会話文の終わりの「。」はかぎかっこと同じマスに書いてください。

アルファベットの書き方

基本は、大文字は1マスの1文字、小文字は1マスに2文字を横書きで書きます。


ここからは、税の作文を書くときに気をつけてほしいことです。

「%」の書き方

税の作文なので「%」を使うことがあると思いますが、記号の「%」でも、カタカナで「パーセント」でもどちらでも大丈夫です。

ただし、ひとつの作文で記号、カタカナを混ぜて使うのはよくないので、どちらか決めてから書きましょう。

1行あけるのはNG

段落の終わりと次の段落のはじめの間を、1行あけて書く方がたまにいるようですが、これはNGとなります。

空白の行を作らずに、詰めて書くようにしてください。

筆記用具は鉛筆などでもOK

税の作文を書くときはボールペンでなくても大丈夫です。

鉛筆やシャーペンなど、消せる筆記用具で書いてOKですので、間違えを気にしないで書けます。

また、パソコンで作成してプリントアウトした作文でも提出可能となっています。

中学生の税の作文の指定枚数は3枚!これ以下で提出してもいい?


ホームページでは、400字詰めの原稿用紙3枚・1200字以内(題名含む)となっています。

1枚しか提出できなかったという人もなかにはいるようですので、指定枚数以下でも提出は可能です。

しかし、基本的には指定文字数の8~9割程度書く事が望ましいです。

税の作文は1200文字以内ですので、960文字以上書けたらいいということになります。

最低でも3枚目のはじめのほうまで書けるといいですね。

指定枚数以下はOKですが、指定枚数を超えた場合は審査の対象外になってしまう可能性がありますので、十分に注意しましょう。

税の作文の題材例6個!全く思いつかない場合の参考にどうぞ


税についての作文は難しいですよね。

自由に書いて大丈夫ですが、税について自分がどう思っているのか、税に関する文章(国税庁のサイトなど)を読んだ感想、なぜ税を納めないといけないのか、税はどのように使われるのかなどを書けば大丈夫です。

では、どのような題材で書いたらいいのか、例を6個あげてみました。

税の作文を書くときの参考にしてみてください。

教育

いちばん身近な題材ではないでしょうか。

公立の小中学校では、教科書や体育で使う道具などに税金が使われています。

また、先生のお給料にも税金が使われます。

「なぜ教育費に税金が使われるのか」「税金がなければ私たちの学校はどうなってしまうのか」などの内容を調べて書いてみるのもいいかもしれません。

医療

日本の医療費は他国に比べて安いです。

それは、税金が使われているからなのですが、「なぜ日本は医療費に税金を使うのか」「日本の医療費はなぜ安いのか」などの内容で書くことができます。

福祉

介護福祉施設などでも税金が使われています。

お年寄りや、障害がある人のために使われている税金です。

「税金がなければ働けなくなった時にどうなるのか」「介護福祉施設ではどのように税金が使われているのか」などの内容を書くことができます。

年金

老後にもらう年金の一部に税金が使われます。

「もしも税金がなかったら老後はどうなるのか」などの作文を書くことができます。

公共施設

上下水道の整備、道路の整備、公園や空港など私たちが生活する上で欠かせないことなどに税金が使われています。

「税金が暮らしやすい環境を作る」「どんな施設や設備に税金が使われているのか」などの内容の作文を書くことができます。

公的サービス

ゴミの回収や処理、救急車や消防車、警察などの活動など、私たちが安心して生活できるように税金が使われます。

「税金があるから安心して生活ができる」「税金がなければ公的サービスを利用するのは自己負担になる」などの内容の作文を書くことができます。

まとめ


税の作文についてまとめてみました。

作文を書くにはさまざまなルールがあります。

作文の内容も大切ですが、正しいルールで作文を書くことも大切です。

作文を書くときに枚数や文字数を指定されたら、なるべく8~9割程度書くようにしましょう。

税のことについて考えるのは本当に難しいですよね。

しかし、税金は私たちが生活するうえで欠かすことのできないものです。

あまり難しく考えず、自分の身の回り使われている税金について調べ、自分の意見を交えながら書くといい作文になりますよ。