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残暑見舞いの書き方小学生編!先生へのお返事の例文も紹介


小学校の担任の先生から暑中見舞いが届いたとき、皆さんはどうしていますか。

暑中見舞いは必ず返事を書かなくても良いですが、
いつもお世話になっている先生です。

手紙を書く練習にもなりますし、
この機会に子どもに返事を書いてもらいましょう。

一般的に、暑中見舞いを出す時期は、
梅雨明けから立秋までです。

なので、お返事は立秋を過ぎてから出す、残暑見舞いが最適でしょう。

では、具体的にどうやって書いたらいいのでしょうか。

小学生が書くので、あまりかた苦しいのも不自然です。

その子らしいオリジナルなものができたら、
子どもも頂いた先生もきっと喜ばれます。

そこで今回は、
小学生の書く残暑見舞いの書き方をご紹介します。

具体的に、お返事の例文やコツを順に説明しますのでどうぞ参考になさってくださいませ。

先生から暑中見舞いはがきが来たら返事は残暑見舞いで決定!宛名から構成までを徹底解説!


そもそも、残暑見舞いとは、
安否伺いや近況報告をする季節の挨拶状です。

基本的な構成を押さえれば誰でも簡単に書くことができます。

宛名から順に見ていきましょう。

宛名の書き方

  1. 切手は左上に貼ります。
  2. 住所は、郵便番号の右端のラインに揃えて書き始めます。
    縦書きの場合、番地などの数字は漢数字で書くのがエチケットです。
  3. 中央に書く相手の名前は、住所より大きな字で書きましょう。
  4. 自分の住所は、下の郵便番号の右端に揃えて書きます。
    その左側に名前も書きます。

以上、宛名の基本的な書き方でした。

宛名は、手紙の第一印象になるので、丁寧な字で書きましょう。

残暑見舞いの構成・書き方

残暑見舞いの構成は、次の5つです。

つまり、この5つの内容をパズルのように当てはめていけば、出来上がります。

  1. 季節の挨拶
  2. 相手が元気かどうか尋ねる言葉
  3. 暑中見舞いのお礼
  4. 自分の近況報告
  5. 結び

では、一つずつ順に解説します。

①季節の挨拶

これは、書き始めの挨拶ですね。

残暑見舞いなので、
「残暑お見舞い申し上げます(ざんしょおみまいもうしあげます)」
と、書きます。

②相手が元気かどうか尋ねる言葉

次に、相手の体調を気遣う言葉を入れましょう。


「まいにちあついですが、せんせいはおげんきですか」
「まだ毎日があついですね。
先生はお元気ですか」
「あつい日がつづいていますが、先生はいかがおすごしですか」
など

③暑中見舞いのお礼

ここで、暑中見舞いを頂いたお礼を伝えましょう。

④自分の近況報告

最近の出来事や、夏休みをどのように過ごしているか書きましょう。


「ぼく(わたし)はまいにちプールに行って、たのしくすごしています」
「せんしゅう、おばあちゃんの家へ行きました。
ごはんがとてもおいしかったです」
「サッカーのしあいにむけて、毎日れんしゅうしています。
ぜったいかちます!」
など
出来事だけでなく、自分の感想や想いも書くとより良い文章になります。

⑤結び

最後に、結びの言葉を書きます。

先生の健康を祈る文章やこれからもよろしくお願いします、
といった文章を書きましょう。


「先生もおからだに気をつけて、おすごしください」
「また学校であえるのを、たのしみにしています」
「9月からも、よろしくおねがいします」
など

残暑見舞いの例文まとめ!小学生はどんな内容がいい?


では5つの構成を参考にして、実際に書いてみましょう。

ここでは、低学年と高学年に分けて例文をいくつかご紹介します。

また設定は、子どもが先生へ送る残暑見舞いです。

残暑見舞いの例文(低学年用)

例文①

ざんしょおみまいもうしあげます
まいにちあついですが、せんせいはおげんきですか?
ぼくはまいにちプールにいっています。

せんせいはどこかあそびにいきましたか。

9月からもよろしくおねがいします。

例文②

ざんしょおみまいもうしあげます
まだまだあつい日が続いてますが、先生はおげんきですか?
とってもかわいいおはがきをありがとうございました。

うれしかったです。

わたしはダンスのはっぴょう会にむけてまいにちがんばっています。

先生もなつの疲れが出ませんように。

がっこうであえるのをたのしみにしています。

例文③

ざんしょおみまい申し上げます

毎日あついですが、先生はおげんきですか。

しょちゅうみまいをありがとうございました。

ぼくはこのあいだ海へ行きました。
とても楽しかったです。

まだまだ暑いですが、夏バテなどに気をつけてすごしてください。

残暑見舞いの例文(高学年用)

例文④

残暑お見舞い申し上げます
夏休みが半分終わりましたが、先生はお元気ですか。

ぼくは毎日プールへ行って、クロールが早くなりました。

まだしばらくは暑いと思うので、おからだに気をつけてください。

例文⑤

残暑お見舞い申し上げます
厳しい暑さが続いてますが、先生はお元気ですか。

私は、社会で習った〇〇へ行ってきました。

思っていたより、〇〇でビックリしました。

まだまだ暑い日が続きますが、体調に気をつけて元気に過ごしてください。

二学期からもよろしくお願いします。

例文⑥

残暑お見舞い申し上げます
立秋が終わってもまだ暑いですね。
先生はいかがお過ごしですか。

私は、お盆に祖母の家へ行きました。

ごはんがとてもおいしかったです。

先生もからだに気をつけて、楽しい夏休みをお過ごしください。

参考になりましたでしょうか。

基本を押さえたら、あとは子どもの書きたいことを書きましょう。

残暑見舞いを小学生が書くなら絵を入れるのがオススメ!夏らしいものをチョイスして!

子どもが楽しく残暑見舞いを書くために、絵を入れるのがオススメです。

何か夏らしいものを描いて、
オリジナルの残暑見舞いを作りましょう。

絵を描くのが大変な場合は、
子どもと夏らしい絵はがきを買いに行くのもいいですね。

下記に、夏らしいものをまとめましたので参考にしてください。

ひまわり・朝顔・風鈴・扇風機・海・ヘチマ・なす・ミニトマト・ゴーヤ・花火
流しそうめん・かき氷・キャンプ・海・BBQ・プール・スイカ・虫とり・夏祭りなど

まとめ

以上、残暑見舞いの書き方、小学生編でした。
いかがだったでしょうか。

基本さえ押さえれば、
残暑見舞いは誰にでも簡単に書くことができます。

先に下書きをして、
そのあとそれをなぞれば失敗も少なく書けるでしょう。

素敵なオリジナルの残暑見舞いが出来上がるはずです。

今は、電話やメールで簡単に連絡がとれるので、
なかなか手紙を送ることがありません。

これを機会に、
是非手紙を書く楽しさをお子さんに伝えてみてはどうでしょうか。

ひと夏の楽しい思い出に、
残暑見舞いを子どもと一緒に書いてみるのもいいですね。