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何度も子供が家の鍵をなくすのはなぜ?なくさせない秘訣と泥棒に入られる可能性について

小学3~4年生ぐらいから、子供に鍵を持たせて留守番という場面が増えて来ますよね。

そうすると子供が鍵をなくすトラブルも増えてきます。

子供から鍵をなくしたと言われて、ハッとした経験のあるママ達も多いと思います。

強く叱ってもなくしてしまいます。

鍵をなくすのはやはり防犯上とても怖いことですので、どうすればなくさないようになってくれるか、また鍵をどこにしまうのがいいのか、子供に持たせる鍵の扱いについて詳しく見てみましょう。

何度言っても子供が家の鍵をなくすのはなぜ?ママの叱り方に問題がある場合も

鍵をしょっちゅうなくす子は「鍵だけ」をなくしていますか?
鍵に限らず身の回りのものをなくすこと、また、どこかに忘れてくることが多いはずです。

ママは鍵をなくせば叱りますが、叱るよりもまず教えなければいけないことがあります。

物を大切にする気持ちが少ない子供が多い

子供が鍵をなくした時、ママは厳しく叱ります。

叱っている時に子供は慌てもせずに全く気にしない様子ではありませんか?
そんな時、子供はなにを思っているかというと、なくしても買ってもらえるだろう、ママは怒っているけどどうにかしてもらえる、と感じてしまっているようです。

平気な顔をしてる子供に物を大切にする心を芽生えさせるにはどうすれば良いか考えてみましょう。

子供が物をなくしたときどうしていますか?

今の子供達は誰かに言えばすぐに買ってもらえる状況にある場合が多いです。

今までもなくしたら買ってもらえている経験があるので、また誰かに買ってもらおうという発想が生まれてくるのです。

また、学校や習い事で忘れ物をしたり、物をなくした時、大体貸してくれますよね。

先ほどのまた買ってもらえばいいという発想に加えて、なくなったり忘れても貸してもらえるという発想が生まれます。

余計に自分の物を大切にしようと思ったり、忘れないようにしようと思う気持ちがなくなっていきます。

最近では100円均一ショップなど文房具類なども手軽に手に入ります。

親もなくしたならばと迷わずすぐ買ってしまっているところを子供は見ています。

物をなくした時、ママがすること

小学生低学年だと、鉛筆一本をなくすことも鍵をなくすことも大きな差はなく感じているはずです。

大人から見れば鍵をなくせば危険なことがわかるので、鍵はなくさないでと話しますが、普段から物をなくしても平気なので鍵だけを無くさないということは子供にはできないのでしょう。

小学生の低学年だとすぐには理解できないかもしれませんが、繰り返し鍵の重要さを教えていく必要があります。

強く叱るよりも、物を無くした時のアドバイスが重要になります。

物をなくしたときはママが教えるチャンス

物をなくした時、叱る前に冷静に学校の落し物入れを探すこと、先生やお友達にも聞いてみるようにアドバイスして様子を見ましょう。

それから見付からないなかった場合どうしたらいいと思うか、問いかけてみましょう。

ここで「新しく買って」と言われたら、すぐなくすものをまた買うのは無駄だから買うことはできないな、物をなくしたらもうないの仕方がないね、など冷静な態度で対応しましょう。

その時の子供の対応しっかりと見てください。

それでも平気な顔をしていたら、まだ買ってもらえるなと思っています。

この考えを改めさせないと物をなくすことや物を大切にしないことが悪いことだと思わないために、その後もずっと続いてしまうでしょう。

物を無くした時にすぐに買い与えないようにすることがとても大切です。

なくしてしまったら二度と戻ってこないことを印象付けないと大切にしたりきちんとしまうことができません。

まずこのペースがないと他のものと同じに鍵をなくし続けてしまいます。

鍵の重要性を教える

小学生で鍵を持たせる場合、鍵の意味をきちんと教える必要があります。

鍵は空き巣や強盗の侵入のきっかけになりうるものです。

簡単になくすようなことがあってはいけません。

すごく大事なものだからいつも大切に持っていくね、とよく言い聞かせましょう。

子供に鍵の扱い方を教える

鍵を乱暴に扱わない

鍵を何か遊びに使って曲げてしまったり欠けてしまったりすると鍵穴に入らなくなります。

鍵で遊ぶことがないように話しましょう。

人に見せびらかしたりしてはいけません

人に見せびらかしていけない理由は、一人で留守番をしていることを知られてしまうからです。

犯罪者は子供が一人でいるところを狙います。

誰にも見られないように持つこと教えてあげてください。

もしなくしてしまった時の連絡先を決める

鍵をなくしてしまって保護者が帰宅するまで家に入れないような場合に、助けを求められるご近所の方や緊急連絡先など手段は家族ごと決めておきましょう。

子供が鍵をなくすのを防止する方法!鍵をなくさないためのグッズも紹介

鍵にスプリングキーホルダーをつけて持ち歩くのが1番!

細長いバネ状になっているスプリングキーホルダーがあります。

色もカラフルでとても使いやすいです。

スプリング状のキーホルダーの片側をランドセルかズボン、スカートのベルト通し部分につけます。

鍵は周りから見えないように、ランドセルの場合はポケット部分に入れてファスナーを閉じます。

また、ズボン、スカートなどのベルト通しの所に付ける場合は鍵をポケット中にしまいましょう。

ベルト通しにつける場合は、家に帰ってから外し忘れることがないように気をつけましょう。

スプリングキーホルダーを使う方法が一番落とすことがなく、出し入れが簡単ですぐに鍵穴に鍵を差し込むこともできるのでおすすめです。

ダメな鍵の持たせ方

上着やズボンのポケットにそのまま入れる

洋服のポケットにそのまま入れるのは大人でも落としやすいので絶対やめましょう。

紐を使って首からぶら下げる

私が子供の頃は鍵を首にぶら下げていました。

今は安全性からいって絶対NGです。

遊具に引っ掛かって首を絞めてしまうなど、重大な事故につながる危険性があります。

ランドセル、手提げ袋などに入れっぱなし

荷物を置いたまま遊ぶようことがありますし、玄関前まで行ってランドセルや手提げ袋の中などを鍵を探すようにしていると、悪いことを考えている人から目をつけられてしまう危ない光景です。

玄関前での注意ポイント

  1. 怪しい人がついてきていないかよく注意すること。
  2. 鍵をすぐ出せるよう準備しておく。
    玄関前では鍵を探さない。
  3. 周囲に人がいないか確認して素早く鍵を開ける。
  4. 家の中に誰もいなくても必ず大きな声で「ただいま」ということ。
  5. 中に入ったらすぐに鍵を閉めるチェーンまでしっかりと

一人で帰る子供の後をつけて来て、玄関を開けた瞬間に後ろから押し入られ犯行に至るケースがあります。

十分気をつけましょう。

子供が家の鍵をなくしたら、交換した方がいい?
泥棒に入られる可能性はある?
結論から言うと、「鍵とシリンダーどちらも交換した方が良い」でしょう。

鍵をなくした時に、その鍵を拾われて家を特定することはできません。

私も実際この考えしか浮かびませんでした。

鍵から住所や持ち主が誰かなど分からないだろうと特別心配しませんでした。

実は心配な点はいくつもあります。

鍵を落としたところを見て拾った人が顔見知りだったり、知らなくても後をつけられた場合。
落とした鍵と家が一致します。

鍵を落としたと思っていても、実は鍵を盗まれていた場合。
子供が学校帰りに遊びに夢中になっている時に、もし悪い人がその子供の鍵を盗んでいるかもしれません。

子供は落としちゃった、なくしちゃったという感覚かもしれませんが悪い人の手に鍵が渡ってる可能性もあるんです。

鍵をなくしてしまったら

  1. 学校に鍵の落とし物がないか確認の電話を入れる。
  2. 子供の歩いた場所を歩いてみる。
  3. 交番か警察に鍵が届けられていないか確認する。
  4. 見付からない時は鍵の交換を考えましょう。

合鍵を作るのではなく鍵の交換です。

一戸建てなら交換は自由にできますが、集合住宅、マンション、アパートなどの場合は管理会社や大家さんに連絡を入れて鍵の交換の相談をしましょう。

まとめ


家の鍵をなくされてしまうことはとても大変なことです。

鍵を持たせて留守番をさせる前に、鍵の大切さやなくさないようにする準備、心構えをきちんと教えておく必要があります。

鍵は大切なものだということを理解させてから鍵を持たせるようにしましょう。

また留守番中は危険なこともあるので、帰宅の瞬間など注意することを教えてあげたいですね。